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大人の教科書みたいなものかもしれない

2015年3月7日 土曜日

寒がりですがそれよりもっと靴下嫌いな私、

裸足でそろそろ、いい感じになってきたように思います。

松島彩です。

 

さて、

『釣りとチャイと愛人と』

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一つの作品の本番をこんなにたくさん踏んだのは、

おそらく、この作品が初めてです。

8回目。

 

この作品。

書いた西藤さんにはおこがましいかもしれませんが、

私の生きていく上での教科書なんじゃないかと思っています。

 

私は、どうも、

’待つ’

ということが苦手です、というか、出来ません。

行列にも並ばないし、

集合時間にも、ぴったりの時間に行きたい。

早くいって待つ、ということさえもできない。

 

西藤さんはたぶん、

そんな私を見ていて書いてくれたんじゃないかと、

勝手に思っています。

 

西藤さんは、

このお芝居をするにあたって、

あまり説明や、お芝居へのダメ出しはしません。

本当なら、言いたいことはたくさんあるのでしょうが、

西藤さんは何も言わない、待ってくれたんです。

 

それで昨日。

何も言われなかったからこそ、

自分でたどり着けた感情があって。

ラストシーン、

悲しくもなんともないのに、

体はいたってリラックス状態なのに、

勝手に涙があふれてきたんです。

こんな涙が流れたのは、

生まれて初めての感覚。

いったいどんな感情だったのか、

それはまだわたしにはよくわからないのですが、

西藤さんに話してみたら、

「そうなるはずなんだよ、この芝居。悲しくて悲しくてたまらなくなるはずなんだよ」

と言われました。

 

あ、これは、悲しいという感情なんだ。

 

すとんと胸に落ちてきました。

自分が気づかないところが、

感じた、悲しさ、それがあふれて、涙として流れる。

それで、

「あなたは今、悲しいんだよ」

と、気づかせてくれた、不思議な感覚。

 

ひとまず、今日が最後のこの作品。

大切に大切に向き合います。

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カマテ カマテ カオラ