2015年8月8日 のアーカイブ

興梠マジック

2015年8月8日 土曜日

雲南市在住のOです。

………どうしよう。

興梠さん、深すぎる。
深すぎて3日連続で公演を観に行ってしまいました。

その結果、こんなことに…!!

・公演二日目…興梠固めにあう
・三日目…興梠マジックにかかる
・最終日…興梠中毒になる

完全に興梠さんの虜になってしまったのです(笑)

2か月前、初めてこの演目を観ました。
その時は、内容よりも興梠さんの靴とマンガが面白くて、そこばかり注目して観ていました。
細部までこだわってるな〜というのが率直な感想でした。
「そうそう、あんな感じのおじいさんが履いてる靴って、だいたいあのラインが入ったあのシリーズだよな〜。これが有名メーカーのロゴ入りの靴だったら、現実味がないだろうな。」
「そうそう、10代の頃のマンガって、なぜかローマ字で書かれとったな〜。西藤さん分かってるな〜。」
と、こんなふうに衣装や小道具にばかり目がいっていました。
物語の方はというと、正直、難しくて一回観ただけではよく分かりませんでした。興梠←この漢字も読めなかったし。
なので今回も靴とマンガを見たくて公演にやって来たけど…、見事、興梠さんにはまってしまったわけです。
(ちなみに、最終日によく見たらマンガの中にハタチくんがいました)

 

派手さはないが、じわじわくる面白さ。
打ち明け花火のように一回大きくどっかんと上がって終わりではなく、炭火のような持続性があっていつまでもその余韻に浸ることが出来、おまけにするめのように観る度に旨さが増す

自分なりにこの作品を噛み砕こうとするけど、あれこれと考えれば考えるほど分からなくなっていく。
これは西藤さんが仕掛けた興梠マジックなのか。

30分という短い時間で語られる興梠さんの人生は、夏の間しか生きることができない短命の虫の一生とどこか重なっている気がする。

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若さはじけるジェットコースター興梠からアテント興梠に急にスイッチが切り替わるあの瞬間、瞳が全く違うものになった。さっきまであんなにはつらつと歌い走り回っていたのに、覇気がなくなり、また猫背のアテント興梠に戻る…。

物語の終盤、興梠さんが虫の声を聴こうとするあの場面。

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耳に手を当て、目を閉じるその表情に、ゾクッと寒気のようなものを感じました。それと同時に、ものすごい量のエネルギーをいま体に溜め込んで、これからそれを放出するんじゃないかという予感がしました。虫の音が響き、張りつめた空気だったので余計に不気味でした。

そしたらやっぱり、予感的中
興梠さんがないた。なくタイミングもなき方も分からなかったあの興梠さんが、ないた…。
虫の鳴き方だったけど、確かに興梠さんが泣いていた。

このシーン、圧巻でした。
私、3日間ともこの場面で固まってしまいました。

 

三日目の終演後、常連さんと電話で30分以上も興梠さんの解釈について話しました(←興梠さんのことでこんなに語り合えるハタチ族仲間がいて、私は幸せです)

(8月4日、初日)

(8月4日、初日)

 

その方いわく、「毎回なき方が違う」とのこと。「以前観たときは悲しくてないていたけど、今日は怒りでないていた」と。

怒りで力強くないた日が私は一番好きでした。迫力があって。

 

物語の最後、あの曲が流れて赤い光と影のコントラストが強くなる中、椅子に座った興梠さんのあの顔は、忘れることが出来ません。
あの表情は一体何を語っているのだろうか。
ここ一番の今でさえ、虫の鳴き方でしか泣けなかった自分に落胆しているのか、それとも、虫の鳴き方だったけど泣いて泣き疲れた顔だったのか…。

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深い。。。興梠さん深すぎる。。。

ある回の公演後、「自分のコンディションで毎回全く違った内容になる」と西藤さんが言っていましたが、一人芝居だとそんなことも出来るから、観てる方も面白いですね。
今日はそう来たか!」みたいな。

ゆきちゃんに恋をしたときに歌ったあの曲、最後まで歌いきったり途中で恥ずかしがったり、色んな回があったけど、歌い上げた後、興梠さんが笑顔で「満足!!」と言った日が私は一番好きでした。

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3週間という長い間、365日公演の舞台を守りきった西藤さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
おかげで面白い一人芝居を沢山観ることが出来ました。

いよいよ明日に迫った「君ヲ泣ク」も楽しみです!

 


こんなに丁寧に、じっくり作品を観て頂いて私たちは本当に幸せものです。

作品を、“今日”の出来上がりを、観に来て頂いた方々に受け入れてもらえるのか……。

当たり前のことかもしれませんが、そのプレッシャーは半端のないものです。

ある時、西藤がもらしました。「お客さんの反応が怖い」と。

ベストのものをお届けしたい。自分の思うベストに届かなかった時のジレンマ。

プレッシャー、理想、……毎日やるからこそ感じることができるもの。

これを乗り越えた時、見えるものは何なのか。

どうか、皆さま……いろいろな壁を乗り越えた時、次のステップに進むハタチ族を見届けてやってください……。

 

 

 

8月7日『鈴虫だいすき、興梠さん』にお越しいただいた9名のお客さま

ありがとうございました!!

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あと、146日!!

 

いよいよお披露目!!

君ヲ泣ク

君ヲ島根最新表
8月8日(土)14:00開演/19:30開演
8月9日(日)14:00開演
チケットなどのお問合せはチェリヴァホールまで
http://www.cheriver.com/event/2623
tel:0854-42-1155

 

 

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