どこでも西藤劇場の幕開き


こんにちは。劇団ハタチ族の西藤将人です。

 

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あの音楽を聴くとつい買っちゃうんですよね。

車に乗って届けてくれるパン屋さん。

好きなんです。なんでかな。

できたてのパンでは味わえない美味しさってあると思うんです。

 

ってことはね、劇場でしか味わえないのが演劇ってのは、もしかしたら違うかもと思うわけなんです。

もちろん「劇場」という特殊な空間がもつ魔力は凄まじいものがありますし、そこでしか表現できないものがあります。

 

現在ハタチ族は、雲南市に行けば毎日芝居が観られるという環境を無理やりつくっています。

芝居が観たくなったら雲南市。誰かに会いたくなったらハタチ族。そんな感じです。

 

でもやり続けていくうちにね、あることに気付いちゃいました。

雲南市でやってるのに、雲南市の皆様が観に来てくれないんです!

 

以前は市外や県外の人をどれだけ呼べるだろうかと考えていました。

そうすることでハタチ族も演劇も盛り上がり、演劇テーマパークに近づけると思っていました。

 

けれどもそれは少し間違っていました。

正確には順番を間違っていた、ということかもしれません。

 

まずは地元の皆さんに知ってもらおう。僕たちの演劇を。

そう思いました。

 

ん?いやいや、実はもうすでに、結構皆さん僕たちのこと、知ってくださってる?

じゃあなんで観に来てくれないのだろ・・・?

 

年内に1回は観に行くからさ!」「ごめん!スケジュールあわなくて・・・

こういうお声は聞き飽きました。すみません、言葉が乱暴で。

 

でもね、もう待ってなんかいられないんですよ!お客様をね、待ちくたびれたんですよ!

待つのは嫌いです。だから行きます。芝居を観てもらいに、僕から会いに行きます!

よく考えたらハタチ族なんて変な名前の劇団ですから、よっぽどのことがないと観に来ませんよ!心はもっと謙虚にならなきゃですよ!やることは図々しくいきますがね!

 

こうして思いついたのが「どこでも西藤劇場」です。

365日公演をやりながら、よばれたら雲南市内のどこでもいって芝居をします。

公民館、スーパー、軒下、家の中、どこでだってやります!

 

んん?

公民館、スーパー、軒下、家の中・・・。

偶然にも七五調になってる!ミラクル!!だはは!!!

 

そんなことはどうでもいいんです。脱線しちゃいました・・・。すみません。

 

そして昨日、記念すべき第1回目の「どこでも西藤劇場」の幕が開きました。

場所は大東にある特別養護老人ホーム『簸の上園』さんでした。

 

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ひとり水戸黄門をやれないかと考えていたのですが、水戸黄門を調べていくとビックリ。奥が深いことに気付いちゃいました!!

これはもっと練らないと無理だ。それにもし、黄門様御一行が島根を旅したら、あんな人やこんな人と会って、もしあんな事件に巻き込まれてしまったら・・・。

あーーーーー!!アイディアが湧いてきたー!!でもこれをまとめるためには時間がたりない!!!

とういうことで、園のスタッフさんとご相談し、今回は僕の一人芝居である「古事記ぼっち~スサノヲ編~」をもっていくことにしました。

 

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この国初めての宮でもある須我神社でお参りをすませ(これはかかせません)園に辿り着いたのは到着予定時刻の1時間前。

きっと迷惑だったにもかかわらず、園のみなさんは笑顔で迎えてくださいました。ホントすみません・・・。

 

たっぷり稽古できるぞと気合をいれていたら、あれ?なにかがない・・・。ん?あ!衣裳忘れた!!!!!!!

うっかりにもほどがある!たまたま劇団員の大原もついてきていたので取りに帰ってもらいました。ホント、すみません・・・。

 

稽古の途中、「コーヒー飲みたいけど缶コーヒーは今は無理」とつぶやくと、園の方がそっと手入れのコーヒーを差し入れしてくださいました。優しいなー。ホントにホントに、すみません・・・。

 

(写真提供:多賀さん)

(写真提供:多賀さん)

 

心も身体もバタバタしっぱなしのなか、ついに本番です。

どこでも西藤劇場の「古事記ぼっち」は文字通り、ぼっちなんです。

普段は劇中に流している音楽はつかわず、自分の身体ひとつでやっちゃうんです。

だからいつもと勝手が違う。いや、音楽の問題じゃない。

そもそも環境が違い過ぎる。

だれも僕のことなんか知らない。完全アウェーなんです。

わかってたことですが、これはしんどい。

 

(写真提供:多賀さん)

(写真提供:多賀さん)

 

終演後、簸の上園の入居者のみなさまはとても素直に反応をみせてくださいました。

笑顔で拍手をくださったり、よくわからないという反応、なぜだか怒っている方もおられました。

 

現実、いまの僕の力はこんなものなんでしょう。

ホームでない環境では、お客様の心をを鷲掴みにすることができない。

演目も一から考えなおさければ。やっぱり45分は長いんだな。15~20分ものを5本くらいはもっておかないとダメだ。

幕開き5分の緊張感たるやハンパない。そこが勝負だ。そこに命かけなきゃ。

 

気付けば反省点ばかり。

でも反省してる暇などない。考えて考えて、行動する。その繰り返し。

 

夜はいつものようにチェリヴァへ向かい『my song』を演じさせていただきましたよ。

 

(写真提供:須田さん)

(写真提供:須田さん)

 

 

来週も再来週も「どこでも西藤劇場」を予定していますし、今後もどんどんやっていきます。やらせてください。

お問い合わせはこちらまで→20zoku.post@gmail

 

最後になりますが、簸の上園のすべての皆様、僕を温かく迎えてくださったこと感謝しております。

本当にありがとうございました。

頂戴したお土産は大変美味しくいただきました。

 

 

 

6月10日にお越しいただいた8名のお客さま

ありがとうございました!!

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あと204!!

 

 

 

6月11日(木)

『my song』

脚本 樋口ミユ
演出 西藤将人
出演 駒原友美 西藤将人
開演 20:00(開場 19:45)
場所 チェリヴァホール1階ロビー
料金 1000円(高校生以下無料)

 

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