10人の娘


9月18日・19日勝手に応援休演日‼『高等学校演劇発表会/出雲・石見地区大会

出雲・石見地区の演劇部の皆さん、お疲れさまでした!

 

三刀屋高校演劇部に娘さんがいらっしゃる、お母様にブログを書いて頂きました。ありがとうございます!


 

9月18,19日、高校演劇界の“インターハイ地区予選”出雲・石見地区高等学校演劇発表会に立ち向かう10人の娘
我が子が三刀屋高校に入学し、演劇部に入部して1年半。最後の全国大会出場を懸けた地区予選が始まりました。運動部と違い、1年をかけて地区大会、県大会、中国大会を勝ち抜いて全国大会へと登りつめるのです。なので今年が最後の挑戦となります。

ここ2年、三刀屋高校は県大会どまり=“打倒三刀屋”と他校は燃え上がっているわけですな。
7月に自主公演を終え、2年生主体となりましたが、いざ蓋を開けてみると1年生は3人。またしても男子部員は“0”

舞台製作も男役も全て10人の娘がやるわけです。部員も少ない、帰りのバスの時間は決まっている。毎日練習を見てくださる先生もいない。女子だけで舞台装置を作らなければならない。事情により急遽スタッフをキャストに引き入れたりと前途多難なスタートでありました。

しかし、ここはハタチ族のロビーステージで舞台に立った集中力と、魅せる演劇のノウハウ、なんといっても“三刀屋高校演劇部”という誇りを持ち、練習と舞台準備を進めました。

演目はあの『TAKASHI』亀尾先生の押しもあったんでしょうが、娘達はこの演目に懸けました。なんと来年の全国大会開催地は「広島
被爆地広島で永井隆の生まれ育った雲南の高校生が平和を発信しよう。強く願おう。

戦後70年の節目。平和憲法が揺らいでいる今、10人の娘はこの重大なテーマを抱え『TAKASHI』を演じ、永井隆を“知ってもらう”、戦争の原爆の恐ろしさを“知ってもらう”、たくさんの犠牲の上に成り立っている平和の大切さを“知ってもらう”、自分たちの気持ちを“知ってもらう”ために娘達はできる限りの事を受け止めようとしました。

まず「自ら知ること」戦争の恐ろしさ、悲惨さ、大切な人を失った悲しみ、若者を戦争に送り出す加担者。16,17歳の娘達には到底受け止められなかった事実。
それでも目を背けることなく立ち向かった娘達。永井隆記念館に行き資料を見たり、説明を聞いたり、ドキュメンタリー放送も見ました。雨の中広島平和公園にも行きました。

『TAKASHI』の台詞は実際の人が発した言葉だったため、一つ一つの言葉を大切に、正確に伝える努力をしました。
娘達は隆役を固定しませんでした。男子がいなかったのも理由でしょうが、いろいろな立場の“TAKASI”がいるのです。若人で活力に満ちている時、放射線科の先生になった時、妻子を盛った時、戦争が悪化して来た時、原爆が落ちた時、幼子を残して逝ってしまわなければいけなかった時。その時々で”TAKASHI”の気持ちを一番に出せる子を“TAKASHI”にして、全力でぶつかったのです。

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おかんはすぐに泣くので問題外ですが、“TAKASHI”の言葉に聞き入り、考え、自分に置き換える。同じ舞台で戦った、他校の部員も泣かせ、舞台に引き込みました。

これはキャストだけではありません。“TAKASHI”の生き様を照明で、音響で表現し、高さの違う階段には”鬼目張り“という表面がガサガサしたものを使い原爆投下後の荒れ地を表現したり。決して表に立たないスタッフの『TAKASHI』への心意気が相まって感動の舞台。

10人の娘の気持ちが一つになって勝ち得た県大会出場の切符。劇刊ハタチ族でも応援していただいたため、当日たくさんのお客さんが応援に駆け付けてくださいました。みなさんありがとうございました。

奇しくも集団的自衛権行使容認が衆議院で採択されました。

~1947年5月3日、日本国憲法発令。この日をどんなに待ち望んだことか。戦争惨禍に目覚めた本当の日本人の声であろう。
しかし、いつか時がたち、日本人の中から憲法を改めて、戦争放棄の条項を削れとの声がないとも限らない。その叫びが、いかにも、もっともらしい理屈をつけて、日本再武装に引き付けるかもしれない。
誠一よ茅野。たとい最後の一人になっても、どんな罵りや暴力を受けても、きっぱり戦争反対を叫び続け、叫び通しておくれ。たとい卑怯者と蔑まれても、裏切者と叩かれても戦争反対を叫び続けておくれ。
いとし子よ、敵も愛しなさい。愛し愛し愛しぬいて、こちらを憎む隙がないほど愛しなさい。愛すれば愛される。愛されたら滅ぼされない。愛の世界に敵はない~

10人の娘の“TAKASHI”の心が沢山の人に伝わってくれまうように

三刀屋町 深田雅美


 

大人でも難しく、辛く、受け止めきれない題材。

高校生さんの、素直でまっすぐな思いを感じました。

 

高校演劇には特別な魅力があります。

16、17歳の時にしか表現できない魅力。

その時その瞬間を舞台の上で一心に表現する特別な魅力です。

県大会は11月。この機会にぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

9月19日、勝手に応援休演日‼『高等学校演劇発表会/出雲・石見地区大会』出雲・石見地区の演劇部の皆さん!2日目、お疲れさまでした!!

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あと、103日!!

 

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