どーもー。こんにちはー。
ジメジメしてて洗濯物が乾きにくい季節のような性格の、西藤将人でーす。
西藤将人VS樋口ミユ
雲南に乱入ワーカーホリック演劇人、樋口ミユ
「稽古で根を上げるんじゃないよ、西藤」
ひとりプロレスならぬひとり芝居はお手の物、西藤将人
「樋口が5人束でかかっても俺には屁でもねえぜ』
これね、6月27日に上演したPlant M番外公演『one person play』のあおり文章です。
結論から言いますとね、はい、根を上げました。
えぇ、そうです、、毎日根を上げておりましたよ。
「ブラウンノイズはほとんど夜稽古でしょ?昼間僕と遊んでくださいよー」(西藤)
「あっ、そやねー。やろやろー」(樋口)
「でも昼間空いてるの僕くらいだから一人芝居かなー。『one person play』はどうすかー?」(西藤)
「いいねー!365日公演でパワーアップした西藤くんやから、稽古は一日あれば充分やろうし!」(樋口)
「えっ?いや、そんな無茶な……」(西藤)
なんて具合に勢いで決まった『one person play』の公演。
『オイル』本番から2週間しか猶予がない……、なんてネガティブな僕はいなくて、2週間もあるし!ってポジティブ西藤が当時は働いておりました。
結論はね、まぁ前述したとおり、はい、根を上げることになるわけですがね……。
まずは膨大な量の台詞覚え!とある神社の一角をお借りして集中集中!!
苦悩してる僕を心配して、ブラウンノイズ出演のため大阪から来雲中のののあざみさんが台詞覚えを手伝ってくださいましたぜ!あざーした!!
ちなみにののさんは10年前の僕を知ってるお方。なんだか恥ずかしいべさ……。
樋口さんとは2年前、『アフターショック』という舞台からのお付き合い。
昨年は僕以外のハタチ族の役者と一緒に『君ヲ泣ク』を雲南で上演してくれた。
そんで今年は『ブラウンノイズ』と僕のわがままの『one person play』。
これからも雲南と、ハタチ族と、僕と、深く付き合ってくれる存在。
前世や宇宙について語ってたかと思えば、「こないだ東京で瞑想してたらアフリカ感じてん!」って言いだすし、僕にはちょっとついていけないところもあるけど、一緒に創作していくうえでこんなに心強い人はいませんですわ。
樋口さんの演出うけてると、「あー、僕はこうやって演じたかったんだなー」って自然に思えちゃうんですな。
これって凄いことなんです、いや、ほんとに。
そんな楽しい時間も今回の滞在ではわずかしかなかったから黙々と稽古……、いや、一人でぺちゃくちゃと稽古に励んでおりました。
僕の十八番である怠け癖が発動しそうになったとき、樋口さんのこの言葉が聞こえてくるんです。
「どこまでストイックにできるかやで、西藤くん!」
どーーーーーん!!ってな具合に。
あっちゅーまに迎えた本番当日。
朝から仕込みで午前中は照明音響のキッカケ確認。本番までに2回ゲネして本番も2回。
ひえー!ハードスケジュール!!
でも樋口さんとハタチ族のみんなと一緒に乗り越えましたぜ!!!
念願のラメール舞台袖での公演が実現したのも嬉しかったですなー。
普段は日の当たらない空間に人が集まって劇空間になるってのがたまらなくドキドキでした。
ラメールさん、ありがとうございましたー!
本番の仕上がり具合はね、せっかくだから演出の樋口さんに聞いてみましょー。
ってことで樋口さんのブログ(樋口ミユの日々不思議発見日記)から勝手に引用ですー。
↓↓↓
お・・・
おお・・・・・・・・・
おおお・・・・・・・・・・・・
いいわよ、西藤! いいんじゃないの、西藤。
悪循環ならぬ好循環を自ら作り出し、
波にのり、ライドオン!
役者のものになった上演でございました。
こういう上演を観ることができるのがとても面白いのでございます。
(略)
全文は→http://plant-m.blogspot.jp/
お褒めいただいて恐縮でございます……。
根を上げ続けた僕を最後まで信じてくれた樋口さんに感謝です。
ありがたや。
『one person play』は樋口さんが書き留めていた作品で、今回が初演となりました。
その演者を僕が務めさせていただくってはホントに光栄なわけで、樋口さんからも「これはもう西藤くんの持ちネタにしてどんどん上演していったたらええやん」って言葉をいただいたのは嬉しい限り。
おまけにかっこいい舞台写真をたくさんいただいたので、特別に何枚かお見せしちゃいまーす!
撮影ありがとうございましたー!!
さてさて、お客さんにはどう届いたのだろうか。
どんなかたちでもいいから、いつかまた再演したいなー。