みなさん
ご無沙汰しておりました。
かなーり久しぶりにブログを書きます。
石原知美(ちみ)です。
(1年前の写真であります。あしからず。)
はい。
衝撃的なタイトルでありましょーか。
何からお話ししたら良いものかー。
突然ではありますが、このブログをもちまして
劇団ハタチ族を退団いたします。
いやいや。いろいろあったけどさ。
決して悲しいこと、嫌なこととは思っておりません!
勝手な話だけどさ!!
あまりに想いが膨らみすぎて、このブログ、ながーくなります。
サラサラーと読んでやってください。
終盤は、ちょっとゆっくり読んでいただけると大変にありがたいです。
2016年もいろいろあったなーと思うのです。
ほんっとうに1年あっちゅーま!!
ちょっと、振り返ってみようと思うのです。
怒濤の大晦日公演のあと、メンバーや奈良の皆さんとそのまま年越ししたり。
西藤さんが出演するってんで、広島まで行ってみたり。
『五十嵐伝』。アツい現場で、たくさんの本気に出会いました。
みなさん!!“演劇引力廣島”これからも目が離せませんよ!要チェックですよ!!
きすき桜まつりでは三刀屋高校演劇部さんとコラボ企画をしたり。
西藤さんにはかなりムチャをお願いしてしまいました。西藤さんなら「ぜったい面白いことにしてくれる」て信じてお願いしました。
終わったあと、演劇部の保護者さんに『ありがとう』って言葉をかけていただいたことが、本当に本当に嬉しかったです。
ローカルジャーナリスト田中輝美さんに声をかけてもらって実現した、『三江線×ハタチ族』。
これまた、西藤さんと元晴さんにはムチャをしてもらいました。電車の中でお芝居ってねぇ。すごく集中力もパワーも使うだろうしねぇ。
普段あんまり演劇に触れることのない人にも演劇を楽しんでもらえたんじゃないかなって思ってます。広島から「INAGO-DX」の武田さん御一行もご乗車くださいました。広がるご縁に感謝です。
この企画をキッカケに島根県西部がグッと身近な存在になりました。来年の春には三江線の中から満開の桜をみるんだ。決めてるんだ。
島根県を応援する情報誌。
『JP32』にインタビュー掲載。
インタビューに私もまぜてもらいました。
取材の方とのお話し楽しかったなー。良い経験でした。
色んな方から「見たよ!」と声をかけていただいて…恥ずかしいやら嬉しいやら……とっても嬉しかったです!!
島根のこと丸わかり!贅沢なフリーペーパーで、時々読み返してます。
平成28年度チェリヴァホール・アーティストインレジデンス事業
Plant M No.10 Extra edition part2
『ブラウンノイズ』
樋口ミユさん、ののあざみさんが再び雲南に来てくださいました!またお会いできてよかった〜。
ハタチ族からは、大原さんと元晴さんが出演。
樋口さんのお芝居は、苦しかったり切なかったり暖かかったり。生きてるなーって感じるから不思議です。
もっともっといろいろな作品観てみたい。
その翌日は西藤さん一人芝居。『one person play』
役者・西藤の、すごみのような怖さのような……。西藤さんらしいお芝居だったと思います。
※西藤さん11月9日から岡山をかわきりに中四国ツアーにでかけております。11月14日は東京公演でした!!
たくさんの人の協力があってこそのツアー。西藤さんはたくさんの人に愛されているようです。あらためて、そう思いました。(もっと自覚したらいいのに!!まったくもう!!)
ツアー最終は11月28日雲南にて。どんな『one person play』を観れるのか楽しみです。見逃している方もぜひ!!
そして…。
劇団ハタチ族 第7回本公演『レ、レ、レ、狂詩曲』
仮チラ、かなり気合いをいれました。仮チラだけれど!
完全保存版ですよ。裏面のハタチ族用語集。ハタチ族のこと、ハタチ族に関わる人たちのこと。
もっと、もっと、知ってもらいたかったんです。
去年、畑さんに撮ってもらった劇刊11月号用のナイスな写真もお披露目したかったしさ。
(そうそう。みなさん、お気づきでしたか…?真ん中の後ろ姿は石原でした〜。)
本チラも気合いいれました!
滝つぼの中(掛合町は龍頭が滝!)に入るなんて。安田さんと盛り上がっちゃって。たぶん、今までのハタチ族とはちょっと違う雰囲気になるから、チラシも雰囲気変えましょう!て。
(西藤さん元晴さんに滝の中に入ってもらう前に安田さんと2人で滝に入ったことは忘れません…。)
このチラシを名刺代わりに初めましての方にもたくさん出会いました。
その中には公演を観に来てくださったかたも。ありがたい限りです。
これからに繋がりそうなご縁もいっぱい。ワクワクがとまりません!!
……。
9月16日。
「ハタチ族を退団すること」を決断しました。
たくさん、たくさん、もがいて苦しんで悩みました。
やめる必要はあるのか。やめなくても良いのではないのか。
いろいろ考えたけれど、「離れてみる」という答えをだしました。
なんで辞めたいのか…。
うまく言えないけれど、
1つは「私が大切にしたいこと。」を考えるようになったこと。
もう1つは「私自身、このままじゃいけない。もっと変わりたい。もっといろんなことを経験したい。私は私自身の地盤を固める必要があるのではないのか。」ってことを考えたから。
自分のことを、もっともっと考えたくなったから。
私のわがままです。
『レ、レ、レ、狂詩曲』を途中で放り出さずに済んだのは、私とハタチ族を繋ぎとめてくれた、大切なメンバーのみんな、応援して心配して気にかけてくださった方々のおかげです。
根気強く、私と向き合ってくれて本当にありがとう。
ごめんなさい…。ブログもう少しばかり、お付き合いくださいませ。
9月25日
ハタチ族はじめての試み。チェリヴァさんとのコラボ企画。演劇ワークショップを開きました。
演劇に対するハードルがまだまだ高いように感じるので、ちょっとでも演劇のイメージを変えることができるのなら…そんな想いで企画しました。
“演劇のスキル”とか難しいことは分からないけれど、西藤さんやハタチ族のメンバーは演劇は楽しいんだ!面白いんだ!って伝えることに長けていると思うんです。
10月15・16日
『レ、レ、レ、狂詩曲』
私にできることは、少しでも多くの人にお伝えして興味をもってもらい、会場に来てもらえるキッカケをつくること。
開場のギリギリまで、どのくらいのお客様が来てくださるかわからないまま。ものすごくプレッシャーを感じていました。
開場してしまえば、そんな不安はなんのその。
はじめましての人も、昨年何度もお会いした方々も。
たくさんの方をお迎えすることができて嬉しかったです。
どんなに元気がなくたって、受付でみなさんにお会いすると不思議と頑張れるんですよねぇ。
いつも感謝、感謝です。
今回の本公演。ハタチ族メンバー以外の方々にもたくさん関わってもらいました。
個人的に、実は……
こっそり、感動しているのが……
林くんと蒲野くんが座組みに加わってくれたこと。
東京から雲南までやって来て一緒に舞台創るって、すごくないですか?
年初めに西藤さんが繋げたご縁で実現したんだけどさ、
“風の人”西藤、新たな風おこしちゃったんじゃない?!
地方→中央(東京)の一直線な矢印だけじゃなくって
地方⇄中央って流れが、もっともっとできたら面白いなぁって思うんです。
まだ、いろいろと難しいところもあるけれど、当たり前になったらなぁ。
(その逆もしかりですよね。こっちの役者があっちで公演をうつ。それもまた面白いなー…て、西藤さんやっちゃいましたね!東京公演!!)
私にとっての大切なこと。(忘れてはいけないこと。)
「今暮らしているこの町でオモシロオカシク生きていくこと」
できないから、環境がないから、って何にもしないじゃオモシロくなーい。
自分たちでオモシロくしていけば、もっと楽しくなるんじゃないかなー?
ずーっと、思っていること。
「文化」を発信する人に、すごく憧れがあるんです。
演劇・コメディ・アート・音楽・伝統・なにげない日々の暮らし……。
なくても困らないけど、あった方がずっと楽しいこと。
地域から発信することだって可能ですよね?
地域は地域の楽しみ方で楽しんだらいいですよね?
このことに気付かせてくれたのは『365日公演』の1年間があったからです。
“演劇テーマパーク”実現させたいんですよね。
実現させるために必要なものを私は何一つ持ち合わせていないから。
ちょっとずつ、ちょっとずつ。
積み上げていきたいんです。
みなさん、西藤さんのコラム(山陰中央新報社)、最終回は読まれましたか?
なにやら、『365日公演をはるかにしのぐ悪だくみ』を計画しているらしいのです。いったいどんな悪だくみか知りませんが…。
もし、もしですよ。
「◯◯したいんだけど、なにか良い方法はないかな?」
「誰に相談したらいいのかな?」
ってときに、すかさず答えることができて、すぐに行動に移せるような、そんな人になりたいと思ってます。
……辞めたからと言っても、ハタチ族の皆とは関わっていきたんです。
ねー?わがままでしょー??
でもね、関わりたいんですもん!!この先も!!
どこかに「ハタチ族とこんな企画をやってみたいんだ」
って人がいるのであれば、その人とハタチ族を出会わせたいんです。
出会わす為には、まず私がその人と出会わなければなりません!
県内外の表現者と地域・人を繋げたい。
オススメしたい人や物を、どんどん発信して知って楽しんでもらいたい。
ハタチ族をやめることは、私にとっては修行の道。
不安しかありません!
自分を表すものが、1つ減る訳ですから!!
もう「“劇団ハタチ族”の石原知美です。」と名乗ることができなくなります。
けれども、今の私がいるのは、まがいもなく“劇団ハタチ族”の制作として365日公演を成し遂げたから。
ハタチ族でいたことは私の自信とプライドです。
「元“劇団ハタチ族”。365日公演達成時のメンバーでした。」
いまの私を表すたった1つのフレーズです。
がんばろう。うん。
ながくて、まとまりのない、文章を読んでくださってありがとうございました。
まだあんまり、自分の気持ちがまとまらないや。ごめんなさい。
また、お会いできる日まで!どうかお元気でーーー!!!!
石原知美でした〜。
(あ。雲南市創作市民演劇に参加しています。本番は3月です。ハタチ族メンバーもチラホラ。西藤さん特別出演!意外とすぐ会えそうです。)
ちみさん、長い間お疲れさまでした。
去年1年間のロングランも、劇団へのちみさんのバックアップがあったからこそ成し遂げられたんじゃないでしょうか?
実際、僕もちみさんの笑顔を見たくて行ってたようなところもあった!って言っても過言じゃないです(#^^#)。
本文を読んでて、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。
と同時に、やっぱり寂しい気持ちにもなりましたが、前向きな気持ちで決断したちみさんにもエールを送ります。
がんばれ!
『劇団ハタチ族』と『石原ちみ』 これからも応援していきますけんね(^O^)/