12月18日は、宮崎公演でしたよー!
ポカポカ陽気の宮崎駅から都城へ向けて1時間ほど電車でゆらゆら山を突っ切ると、到着しましたよ三股駅。
のどかな風景が広がるそこにあるのが〝えき劇場〟。三股駅にある多目的ホールが本日の会場です。
劇団こふく劇場さんと三股町立文化会館のみなさんが出迎えてくださってまずはご挨拶。
なんだかみんな優しそうなんでね、会場準備前の前にワガママ言ってみました。
「あのー、昨日小道具の投光器が壊れちゃったんでホームセンター連れてってほしいんです……。」
嫌な顔ひとつせずOKのお返事。助かったぁ……。
ホームセンターまでの道中こふく劇場代表の永山さんが「助けてって言えるって大事なんだよね」ってさ。これほんと。
振り返ってみるとこのツアー中何度「助けて!」って甘えてきたかわからない。
会場に帰ってから「じつはトランクも満身創痍で……。修理できたりします?」
そしたらこふく劇場の濱砂さんがトンテンカンテン。や、やさしい……。
宮崎にはたくさんの優しさがあって、僕は全力で甘えながら舞台に立ってみました。
そしたらまるで違うね、お客さんもあたたかい。
前日投光器がないまま芝居したのも無駄じゃなかった。全部繋がってる。
終演後は鶏肉かじりつきながら楽しいひととき。もうみんな大好きだわー。
こふく劇場さん、三股町立文化会館のみなさん、宮崎のみなさん、ありがとうございました。
こふく劇場の永山さんは今まで出会った演劇人と違う。どう違うってまだわからないけれど、なんだか自然体ってことの大切さと難しさと厳しさを教えてくれる。
また出会いたい人。こんなすごい人が宮崎にはいる。それが、嬉しい。
西藤将人